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《英語教師のための生成AI活用ガイド:すぐに使える活用法・実践例・アイディア集》
7/27(土)10:00-11:30
7/27(土)13:00-14:30
※授業は1コマ90分で完結です。連続して受講する必要はありません。
担当:川田牧人(かわた まきと)先生(千葉県:神田外語大学 外国語学部 英米語学科 語学専任講師)
使用言語:日本語・英語
主な対象:小学校・中学校・高校教員
《講座内容》
ChatGPTのリリースから1年半。その爆発的人気に伴い、教育現場でも生成AIの位置づけや影響について議論されています。「生成AIは万能」というイメージが一般的にあるようですが、現時点ではまだ課題も多く、英語教師の代わりになるにはほど遠いのが現状です。しかし、生成AIはうまく活用することができれば革新的なツールになりうるものであり、英語教育のあり方そのものを変える可能性を秘めています。
本講座では、生成AIの得意・不得意を踏まえ、英語教育において日々の授業で実践できる活用例を紹介します。特に補助教材作成にフォーカスし、特定の単語や文法を使用した例文・会話作成、テーマ別・習熟度別英文作成、読解・聴解問題作成、さらにはアウトプット系アクティビティへの応用等、実際に使用しているプロンプトを用いながらコツや注意点について解説します。
新しいテクノロジーに対して戸惑いを覚えることがあるかもしれませんが、インターネットや電卓のように、生成AIも使い方次第で強力な味方になります。教師の負担を軽減し、児童・生徒の学びを深めるための活用方法や今後の可能性について、この機会に一緒に考え、学びましょう。
※必須ではありませんが、ChatGPTアカウントを作成しておいていただけると、講義内容をその場で試しながら視聴していただけるのでおすすめです。
《メッセージ》
大学教員として過去12年間、インターネット教材・モバイルデバイス・LMS・生成AI等、英語教育におけるICTの活用について研究し、積極的に授業に採り入れてきました。昨年度からはChatGPTも試行錯誤を重ねながら活用し、今では補助教材作成において欠かせないツールとなっています。この講義が少しでも先生方の授業における生成AI応用方法の参考となれば幸いです。せひご参加ください。
《プロフィール》
神田外語大学外国語学部英米語学科語学専任講師。米国バイオラ大学大学院TESOL修士号(MA)取得。小3で渡米し、ジョージア州アトランタ・カリフォルニア州ロサンゼルス合わせて20年在住のち帰国。現在、宇都宮大学大学院工学研究科博士後期課程にて、英語聴解能力と音環境の関係について研究している。